レモンの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 水曜日 16 12月 2009 11:18 PM

栄養と薬効
原産地はインドのヒマラヤ西部といわれています。日本に渡来したのは明治初期。現在は多くをカルフォルニア産などの輸入にたよっているのですが、最近は、農薬などの心配がない国内産の安全なレモンも出回っています。
さて、スポーツ後の日焼け対策にもおすすめなのが、このレモン。あのすっぱさの秘密であるビタミンCとクエン酸が、体の内側から美肌作りに貢献します。
ビタミンCは100g中45mgと、柑きつ類では含有量がトップ。約1個で1日の所要量の叛をまかなえる量です。レモンのビタミンCは皮膚の新陳代謝を活発にし、シミ・ソバカスの沈着を防いでくれるので、日焼け後も色白肌を保てます。また、レモンの酸味の主成分であるクエン酸には疲労回復効果があり、肌の疲れも治してくれます。
効率よく美肌作りに貢献してくれるレモンといえましょう。
ところで、問題になる残留農薬ですが、一般のものは皮に農薬が残っている恐れがあります。絞り汁だけを使うのがのぞましいのですが、薄切りを使いたいときはよく洗って利用するように。
調理のポイント
ビタミンCは水溶性のビタミンで、壊れやすく、加熱にも弱いのが特徴です。香りも長持ちしません。食べる直前に絞った果汁を使うのがポイントです。また、レモン汁を料理のアクセントとして使うと、酸味が風味をよくし、塩分控えめの料理が可能。

選び方と保存
皮につやがあり、大きさのわりに重いもの。カビがないかどうかをチェック。

柿の栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 水曜日 9 12月 2009 9:18 AM

栄養と薬効
柿の学名は「ディオスプロス・カキ」。その学名が示すように柿は日本や中国が原産地で、今では全国に1000種以上の品種があり、日本を代表する果物の一つです。主成分は糖質で、ブドウ糖・果糖・蔗糖を多く含み、即エネルギー化できるところが特徴の一つ。昔から、そのおいしさもさることながら、「柿が赤くなれば医者が青くなる」といわれるほど、健康によいことでも知られ、薬効が広く活用されてきました。
実際にその成分をみてみると、柑きつ類に次ぐビタミンC (大きな柿1個で、1日分の所要量が充分とれる)をはじめとして、B1、B2、ミネラルと、各栄養素をバランスよく含んでいます。
また、柿の橙色はβ-カロチンによるもので、ビタミンA効力があります。甘柿にも渋みの成分・シプオールとアルコールデヒドロゲナーゼという酵素があり、これらはアルコールを分解する働きを持っています。
また、カキ渋タンニンは血圧を下げる効果があります。加えて、カリウムが含まれるため利尿作用もあり、酒のあとや二日酔いにはもってこいの果物です。
その葉も、実に負けていません。〝自然のビタミンC剤″と呼ばれるほどの含有量(みかんの数十倍) を誇り、かきの葉茶や若葉を使った天ぷら料理などは、喫煙や飲酒で失われたビタミンCを補うのにもぴったりです。干し柿の甘味は生柿の4倍、ビタミンA効力は3倍近くにもなります。食物繊維も豊富。
干し柿にふいた白い粉(柿霜) は、ブドウ糖と果糖の混合物なので食べられます。

調理のポイント
生柿を料理に使うときは、相性のよい大根とともに、なますなどの酢のものにすると、互いのビタミンCを損なうことなく、食べられます。
柿の葉のビタミンCを効率よくとるなら、柿の葉茶が効果的ですが、若葉を使ったサラダやあえもの、天ぷらなどでも、ビタミン類を壊すことなく、上手に効用を生かすことができます。
干し柿は、あえもの・揚げもののほかに、ドライフルーツとしてお菓子の材料に使えます。

選び方と保存
皮にはりとつやがあり色の濃いもの。ヘタがいきいきと元気なものが良品です。

グレープフルーツの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 水曜日 9 12月 2009 12:19 AM

栄養と薬効
柑きつ類でありながら、グレープの呼称があるのは、果実がぶどうのように房状につくのに由来しています。比較的新しい品種で、ミカン科に属し、18世紀、西インドのバルバドス島で作出されました。
ビタミンCが豊富で、このCの吸収を高めビタミンPやクエン酸に富むのが特徴。ビタミンCは、1個になんと160mgも含みます。半分でも1日の所要量はほぼ補給できる頼もしさです。そして、生食するのですから、無駄なくビタミンCを摂取できます。Cは抗菌・抗ストレス作用のほかに、コラーゲンの生成に関与しての美肌作り・疲労回復・肝臓機能を強化するなど幅広く体にいい働きをするビタミンです。

また、酸味のもとであるクエン酸は、カルシウムの吸収を高めます。皮にはリモネンなどの精油成分を含み、さわやかな香りで気分を明るくしてくれる作用があります。また、クエン酸との相乗効果で食欲増進・胃腸機能アップにも働きます。
食べる前にしっかり香りをかげば、皮と果肉で薬効が倍増というわけです。

調理のポイント
冷やしすぎると酸味が強く感じられ、おいしくありません。ジュースを飲む場合も少しお湯を加えて温めてから飲むとよいでしょう。低カロリーが特徴の果物ですから、半分に切って食べるときは砂糖でなく、ラム酒やシェリー酒などの洋酒を少しかけ、風味を楽しむのがおすすめ。

選び方と保存
大きめで形が整っているもの。皮が薄くてずっしり感のあるものが良品です。

リンゴの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 水曜日 2 12月 2009 2:48 PM

栄養と薬効
原産地は中近東からコーカサス地方。神話や聖書にも登場しているりんごの歴史は古く、それは4000年前といわれています。
バラ科の果物で、日本で栽培されはじめたのは明治以降です。ヨーロッパには、「りんごを毎晩1個食べると医者を遠ざける」という諺があります。
栄養的な特徴は、整腸作用のある水溶性食物繊維のペクチン、利尿作用のあるカリウム、体と頭のエネルギー源となる果糖とブドウ糖をたっぷりと含んでいることです。
意外にビタミンCが少ないのですが、1個生食すればC補給源にもなります。ペクチンの整腸効果は果肉より皮の部分に多く含まれていますし、甘みや香りも外側ほど強いので、皮つきか、皮はなるべく薄くむいたほうが得策です。下痢のときは「すりおろし (ペクチンが腸に働き、有害な腸内菌を殺す)」、便秘のときは「丸ごとかじる (ペクチンが腸を活性化)」食べ方がおすすめです。
また、酸味のもとになるリンゴ酸、クエン酸、酒石酸などの有機酸も含んでいるので、糖分との相乗効果で、疲労回復・精神安定にも著効があります。
調理のポイント
切ったりんごは、切り口が褐色になります。これは果肉に含まれているクロロゲン酸が酸化酵素によって酸化された結果です。うすい塩水にひたすか、レモン汁をふりかければ変色を防げます。

選び方と保存
堅く明るい色の、傷のないものを選びます。りんごのお尻の色がりんご特有の色で、濁らず、鮮やかなことがポイント。蜜の入ったりんごは野菜室で冷蔵します。