みかんの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 金曜日 27 11月 2009 10:30 PM

栄養と薬効
柑きつ類の代表は「うんしゅうみかん」で、みかんといえばこの品種を指します。原産地は中国・温州(うんしゅう)。日本には500年ほど前に渡来しました。主成分はビタミンCで、大2個も食べれば1日の所要量の80%を満たすほどの豊かさです。Cは風邪・血管老化を防ぐほか、シミ・ソバカスなどを予防するなど美容効果も期待できます。風邪の予防にも◎。

酸味を作っているのはクエン酸。クエン酸は疲労回復や強化作用、血行をよくするなどに有効な成分です。このほかに、ビタミンA・B群・E、カリウム、ペクチンといった体にいい成分を含みます。
最近、話題の有効成分で、オレンジ色の色素の一種・β-クリプトキサンチンに発ガン抑制効果があると注目されています。
また、水溶性食物繊維でコレステロール値を下げるペクチン、毛細血管を強化し、Cの吸収を助けるビタミンP (ルチン)も含まれ、動脈硬化や高血圧に効果的に働きます。
仲間のオレンジは、みかんと同じくビタミンCが豊富で、風邪の予防や皮膚の色素沈着を防ぐのに有効であると同時に、ピタミンPとの相乗効果で血管を強くして高血圧に効果的に働きます。

選び方と保存
鈍い色の斑点や傷がなく、大きさのわりには重量感のあるものを選びます。保存は、室
温でいいのですが、長期保存なら、段ボール箱に入れ、冬期でも涼しいところに置きます。

いちじくの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 火曜日 17 11月 2009 10:20 PM

栄養と薬効
原産地はアラビア南部。日本には1630年、長崎に渡来したといわれています。いちじくはクワ科の植物。花が外から見えないことから 「無花果」、あるいは、果実がなってから1か月で熟す、または1日に一つずつ熟すということから、「一熟」と名づけられたともいわれます。
独特の甘みと香りが好まれ、現在では生食することの多いいちじくですが、古くは消化促進、健胃、整腸、痔などといった薬効があることから、葉や枝も利用されて、食用より薬用として重宝されていました。確かに、いちじくは食物繊維をはじめ、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄などといった優れた栄養素をバランスよく含みます。なかでも水溶性食物繊維のペクチンは腸の活動を活性化させる働きがあり、便秘に抜群の著効がみられます。
このほかに、消化作用、炎症を抑える作用などがあります。おいしく仕上がります。ジャムは砂糖控えめが風味を味わえます。いちじく酒を作るときも、砂糖は少量使用する程度で。
たんばく質分解酵素を含んでいます。肉料理のつけ合わせに使うのもよいでしょう。

選び方と保存
生食しても充分おいしいいちじくですが、残念ながら完熟した実は1~2日で鮮度が落ちてしまいます。新鮮なうちに食べきるように。赤褐色に色づき、頭が適度に割れたもので、触って柔らかいものを。白ワインと砂糖で煮込み、冷凍保存します。

調理のポイント
保存したいときは、高い糖度、ペクチンを利用して、ジャムやいちじく酒を作るとおいしく仕上がります。ジャムは砂糖控えめが風味を味わえます。いちじく酒を作るときも、砂糖は少量使用する程度で。

たんぱく質分解酵素を含んでいます。肉料理のつけ合わせに使うのもよいでしょう。

選び方と保存

生食しても十分おいしいいちじくですが、残念ながら完熟した実は1~2日で鮮度が落ちてしまいます。新鮮なうちに食べきるように。赤褐色に色づき、頭が適度に割れたもので、触ってやわらかいものを。白ワインと砂糖で煮込み、冷凍保存します。

ビワの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 木曜日 12 11月 2009 10:04 PM

栄養と薬効
原産地は中国と日本といわれているびわは、バラ科の植物。日本への渡来は奈良時代のころ。果樹として栽培されてのは明治以降と意外にも新しい果物です。
主成分は、ブドウ糖や果糖で、ほのかな甘みが好まれる果物。トマトの約2倍弱という、豊富なβ-カロチンを含み (ビタミンA効力100g中400IU・缶詰では半減している)、粘膜や皮膚の健康を守り、風邪による咳を鎮め、気管を潤し、肌荒れ、ガンの予防などに働きます。また、解毒作用のあるタンニン(渋み成分)などのポリフェノール類と酵素・ポリフェノールオキシターゼを含むため、皮をむくと褐変が起こるのが特徴です。ワインなどにも含まれるポリフェノールは、抗酸化作用を持つ成分で、体に有害な活性酸素の働きを抑制して、老化やガン、慢性疾患を防ぎます。
びわの葉には、このポリフェノールのほかにサポニン (過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化・高血圧を改善する)、疲労回復に有効に働くビタミンB群が含まれています。日本の民間薬・びわの葉療法もこのような栄養素に支えられていたのでしょう。
調理のポイント
酸味が少ないので、ジャムを作るときはレモン汁を加えるとさわやかなよい味になります。風味づけにはバニラやリキュール酒が合います。

選び方と保存
晩春から初夏にかけてが旬。左右対称にふっくらとふくらみ、皮につやがあるものを選びます。傷みやすいので、果実酒・ジャムなどにする以外は保存には向きません。
早めに食べきるようにします。

キーウイの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 水曜日 11 11月 2009 9:35 PM

栄養と薬効
ニュージーランドのキーウイ鳥に、形と色が似ていたため、この名がついたキーウイフルーツですが、原産地は中国揚子江沿岸。ニュージーランドに移植されたのち、栽培された果物です。収穫後に追熟すると果肉が柔らかくなり、芳香を生じます。ほどよい酸味とあま味のバランスがさわやかと人気があります。
栄養的な特徴はビタミンCが豊富なことでしょう。キーウイ1個も食べれば1日のC所要量をほぼ満たすことができる量です。
Cの薬効は、抗菌・抗ストレス作用のほかに、皮膚や腱・軟骨の結合組織の主成分になっているコラーゲンの生成を助ける、鉄の吸収を助ける、発ガン物質の生成を抑える、メラニン色素の生成を阻害して肌を白く保つなど大変重要な働きをします。
また、水溶性食物繊維・ペクチンも含みます。これは動脈硬化・高血圧・便秘などに有効に働きます。カリウムもたっぷり含まれているので高血圧症の方には最適の果物です。皮の近くには、たんばく質を分解する酵素アクチこジンを含みますから、肉や魚料理のときのデザートには最適。
調理のポイント
食べたとき舌が刺激される食感、ゼリーに入れるとうまく固まらないのは、成分中のたんばく分解酵素・アクチニジンによるものです。豚肉などに果汁をふりかけておくと肉質が柔らかくなります。

選び方と保存
少し堅めのものを購入し、追熟させてから食べるといいでしょう。リンゴと一緒にポリ袋に入れて常温においておくと追熟が早くなります。

いちごの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 水曜日 11 11月 2009 8:36 PM

栄養と薬効
いちごは、バラ科の多年草。南アメリカのチリに野生する種を改良したもので、オランダ人によって長崎に持ち込まれ、「オランダいちご」と名づけられました。豊富に含まれるビタミンCは、たった5粒で、1日の所要量をほぼまかなうことができるという豊かさです。
ビタミンCの働きは、皮膚や腱など結合組織の主成分・コラーゲンの生成を第一に、次に鉄の吸収を助け、抗菌作用、発ガン物質の生成を抑えたりと重要な働きに関与。
また、抗ストレス作用や、粘膜の健康を守り風邪などを防ぎます。
女性にとっての関心事の一つは、このような働きの中から、肌の新陳代謝を高めてくれる点でしょう。シミ、ソバカス、吹き出ものなど、女性を悩ます肌のトラブルには強い味方です。そのうえ、歯ぐきなどの粘膜も丈夫にし、歯槽膿漏などの予防効果もあります。
また、愛煙家のビタミンCの補給にも役立ちます。そして、水溶性食物繊維・ペクチンを豊富に含み、血中コレステロール値を下げるなどして、動脈硬化をはじめとした生活習慣病の改善をはかります。
調理のポイント
「いちごは塩水で洗う」と、長くいわれてきましたが、昨今は、残留農薬の問題もあり、塩水で洗うとかえって農薬がしみ込みます。またCの損失を防ぐ意味からも、ヘタをつけたまま、流水でよくすすぐように洗います。

選び方と保存
しっかりした形で赤色が鮮やかなもの、ヘタがみずみずしいものを選びます。

アボカドの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 火曜日 10 11月 2009 11:36 PM

栄養と薬効
コクのある味わいで「森のバター」といわれるように、果肉には脂肪分が多く、全体の20%を占め、栄養価の高い果物です。脂肪分が多いと健康食晶ではないように考えられがちですが、アボカドの脂肪の80%は、動脈硬化を防いで若々しさを保つリノール酸やリノレン酸などです。
また、アボカドにはビタミンE・B群や食物繊維が豊富。体内の細胞が酸化するとシミやシワがふえたり、老化が進んだりしますが、アボカドのビタミンEは抗酸化作用があり、B群は三大栄養素の代謝を促進して活力源に。さらに、豊富な食物繊維には腸を刺激して便通をよくする働きがありますから、体も、肌も若々しくなる優れた効果を発揮します。さらに、たんばく質は果物の中では最高の含有量です。
調理のポイント
アボカドを切ったままにしておくと、酸化して色が黒くなります。これを防ぐには、ビタミンCたっぷりのレモン汁をふりかければOKです。さらにレモンをかけるといいのは、レモンのビタミンCがアボカドの脂肪の分解を助けてくれるからです。

選び方と保存
軽くにぎって、少し弾力のあるものを。保存は、密閉袋に入れ、押しっぶされないようにして冷蔵します。

効果的な組み合わせ
β-カロチンを組み合わせれば、ガン予防や美肌作りに。また、動物性食品が主菜のときには、デザートにすれば、食物繊維が豊富なのでコレステロール対策によいでしょう。