プルーンの栄養価と薬効
栄養と薬効
プルーンはバラ科の落葉中高木で、すももの一品種にあたります。原産地のコーカサスのある村では、「命の果実」と呼び、大切にしています。欧米では、自然食療法〝ミラクルフルーツ (驚異の果物)″として貧血や便秘に用いています。朝食にプルーンを食べる習慣はヨーロッパに定着した生活の知恵です。
貧血に有効なのは、鉄をはじめとするミネラルが多いためです。鉄は100g中に1.1g含み、果物の中ではベスト10に入ります。
ビタミンA・B群・ナイアシン、カリウムカルシウムなどのミネラル類もバランスよく含んでいます。白いご飯に塩辛いおかず大好きの日本人には、塩分を体外に運び出すカリウムは大切な栄養素です。
さて、豊富だという鉄は、レバーの含有量にはとてもかないませんが、手軽さで考えるとプルーンに軍配が上がります。携帯もでき、臭みも調理の手間もいらないのですから、働く女性や外食が多い方にはぜひとも利用していただきたい食品です。また、水溶性食物繊維・ペクチンも豊富に含まれ、便秘解消にはもってこいの果物です。
調理のポイント
あま味があるので、ワインに漬けるだけでも立派な一品になりますし、お菓子に使えば砂糖を使わずにすみます。水煮にしてミキサーにかけるとジャムとしても活用できます。ふだんはドライタイプのものですが、初秋には生来が手に入ることもあります。たっぷりと食べておきましょう。
選び方と保存
ドライタイプは製造年月日が新しいもので、粒が大きくふっくらとしているものを。