ビワの栄養価と薬効

Posted by admin | くだものの薬効 | 木曜日 12 11月 2009 10:04 PM

栄養と薬効
原産地は中国と日本といわれているびわは、バラ科の植物。日本への渡来は奈良時代のころ。果樹として栽培されてのは明治以降と意外にも新しい果物です。
主成分は、ブドウ糖や果糖で、ほのかな甘みが好まれる果物。トマトの約2倍弱という、豊富なβ-カロチンを含み (ビタミンA効力100g中400IU・缶詰では半減している)、粘膜や皮膚の健康を守り、風邪による咳を鎮め、気管を潤し、肌荒れ、ガンの予防などに働きます。また、解毒作用のあるタンニン(渋み成分)などのポリフェノール類と酵素・ポリフェノールオキシターゼを含むため、皮をむくと褐変が起こるのが特徴です。ワインなどにも含まれるポリフェノールは、抗酸化作用を持つ成分で、体に有害な活性酸素の働きを抑制して、老化やガン、慢性疾患を防ぎます。
びわの葉には、このポリフェノールのほかにサポニン (過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化・高血圧を改善する)、疲労回復に有効に働くビタミンB群が含まれています。日本の民間薬・びわの葉療法もこのような栄養素に支えられていたのでしょう。
調理のポイント
酸味が少ないので、ジャムを作るときはレモン汁を加えるとさわやかなよい味になります。風味づけにはバニラやリキュール酒が合います。

選び方と保存
晩春から初夏にかけてが旬。左右対称にふっくらとふくらみ、皮につやがあるものを選びます。傷みやすいので、果実酒・ジャムなどにする以外は保存には向きません。
早めに食べきるようにします。

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